このアプリについて

「反省をやめましょう」は、一日の終わりに繰り返し考えてしまう後悔や反省を、書いて、そっと手放すための小さなアプリです。

由来 ― 灯籠流しという風習

日本には古くから、灯籠を川や海に流して祈りや想いを送り出す「灯籠流し」という風習があります。お盆の時期に各地で行われるこの行事は、亡くなった人への想いだけでなく、一年の間に溜め込んだ悔いや迷いを、静かな水の流れに預けるという意味合いも持っていたと言われています。声に出して誰かに話すのではなく、ただ書いて、火を灯して、川に流す。それだけで気持ちに区切りがつく、という感覚は、現代の私たちにも案外そのまま当てはまるのではないかと思います。このアプリは、その所作を夜の水面の上でそのまま再現しています。

なぜ「反省をやめる」必要があるのか

反省そのものは悪いことではありません。同じ失敗を繰り返さないために振り返ることは、誰にとっても大切なプロセスです。ただ、心理学で「反芻(はんすう)思考」と呼ばれる状態のように、同じ出来事を何度も何度も頭の中で再生し続けてしまうと、それはもう振り返りではなく、ただ自分を消耗させるだけの繰り返しになってしまいます。

「もっとこうすればよかった」「なぜあんなことを言ってしまったのだろう」という思考は、一度や二度なら気づきを生みますが、何十回と繰り返されるうちに、ただの自己批判のループに変わっていきます。このアプリが目指しているのは、そのループに「もうここまでにしよう」という区切りを与えることです。考えることを禁止するのではなく、「今日はもう十分考えた」と自分自身に許可を出すための、小さな儀式を用意しています。

使い方

使い方はとてもシンプルです。トップページの入力欄に、今気になっていること、繰り返し考えてしまっていることを、思うままに書いてください。長さの制限はほとんどありませんが、短い一言でも構いません。

「そっと流す」を押すと、書いた言葉は静かな声にそっと受け止められたあと、一文字ずつ水にとけるように消えていきます。消えた内容はどこにも保存されません。もう一度同じことを書いても、アプリ側には前回の記録は残っていないので、気兼ねなく何度でも使うことができます。

誰のためのアプリか

仕事でのちょっとした失言、人間関係のすれ違い、うまくいかなかった一日の反省会が頭から離れない夜。日記をつけるほどではないけれど、頭の中だけで抱えているには重い。そんな、ちょうど中間くらいの気持ちの置き場所として使ってもらえたらと考えて作りました。

プライバシーポリシー

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